270年余りという、長い年月、溝口家12代にわたり城下町として栄えた新発田市。その名勝清水園を見学、菊水蔵元のある新発田市の歴史、文化にふれていただきました。
清水園は近江八景を取り入れた回遊式庭園で、回りには五つの茶室が点在しております。又、全国的にも珍しい足軽長屋が現存しています。当日は春の小雨ではありましたが、皆様思い思いにご見学を楽しんでいただきました。
mukantei ISMを発信している菊水。そのISMを伝承する蔵元を訪ね、菊水日本酒文化研究所所蔵品や昔ながらの手作りで酒を醸す、「節五郎蔵」をご見学いただきました。
又、日本古来の美しい習慣であります風呂敷の講習会を実施。さまざまな包み方を体験していただき、実際にお土産として用意いたしましたお酒「無冠帝」をご参加いただいた皆様に自ら包んでいただく等、日本酒を通じた酒楽心を感じていただきました。
お泊りは、越後の蒲原平野が広がるのどかな自然に囲まれた、月岡温泉。
全国有数の温泉地で、硫化水素泉のため、漂白作用が強く肌を白くするといわれることから「美人になれる温泉」、「不老長寿の湯」として知られている温泉。
温泉に入っていただき旅の疲れを充分にとっていただいた後は、会員様、弊社社長高澤、菊水スタッフとの懇親会を開催。
豪快な樽酒の鏡割りからスタートし、越後自慢の山海料理と、菊水門外不出の秘蔵酒を初め、新しいリキュールのお酒や、無冠帝等々、存分にご堪能いただきました。
会が進むにつれ、会員様同士が打ち解け、和やかで賑やかな会へ。
締めは、地元新発田市の祝儀唄の「木遣り唄」を弊社社長高澤初め、菊水スタッフが披露させていただき、菊水の心意気を会員の皆様にお伝えしました。
昨夜の月岡温泉で懇親をさらに深めた、会員の皆様は、新潟清酒最大のイベント、「新潟酒の陣」をご見学。
90を超える新潟蔵元が勢ぞろい、蔵元自慢の銘酒を堪能できるとともに、蔵人との会話を楽しむことができます。
2日間にわたるイベントですが、来場者は8万人を超え、新潟清酒のパワーをもっとも感じていただける機会となりました。
会員の皆様は試飲用のお猪口を片手に、美味しい新潟清酒を思い存分お楽しみいただきツアーの工程を無事終了させていただきました。
ご参加いただいた会員の皆様ありがとうございました。皆様と過ごした時間は忘れることのできない貴重な体験となりました。
これからも、このような会も含め、皆様と直接触れ合う機会をつくっていきたいと思います。